トヨタアクアの価格や燃費など気になる部分をまとめました

もともと燃費の良いコンパクトなボディに、ハイブリッドシステムを組み合わせたトヨタアクア。その燃費は、なんとリッター35.4km（JC08モード。従来の10・15モードではリッター40km）と、世界最高燃費を実現した、エコカーのトップバッターです。

実燃費でいえば、JC08モードは×0.8～0.9した値ぐらいに収まりますから、リッター30キロは走りそうな予感がしますね。

アクアのハイブリッドシステムは、あの３代目プリウスのシステムを利用して、コンパクトカー向けに小さくしたもの。だから燃費もいいし、室内空間も広くすることができたんですよ。

ズバリ、なります！

アクアはハイブリッドですから、エコカー減税率は100％（取得税と重量税）。2012年に復活するエコカー補助金の対象にもなります。

ちなみに、巣のままで新車で買った場合の減税額は、次のようになりますよ。（最上級のＧグレードの場合）

合計すると、154,500円も安くなることに。プラス、エコカー補助金が100,000円ももらえるから、なんと、25万円もお得なんですね。

アクアの価格帯は、廉価グレードの「Ｓ」で169万円、中間グレードの「Ｌ」で179万円、最上級グレードの「Ｇ」で185万円ですから、価格幅は16万円。

どのグレードも同じエンジン、同じハイブリッドシステムで、クルマの機構や寸法も同じ。てことは、グレードの違い＝装備の違いになるってことなんですね。

では、ＳからＧへの16万円アップで、どこがどう変わるのか。変更点だけ、分かりやすくまとめてみました。

私的には、リアガラスがスモーク調になるのは嬉しいですね～。じゃないと、クルマの中が丸見えですし。それと、リアシートの分割可倒も便利。後ろに大きな荷物を積む時、Ｓグレードだと２人乗りにしかなりませんが、Ｇグレードだと３～４人乗りができますから。

走ればイイってなら、Ｓグレードがお買い得なのは間違いありませんが、飽きずに長く乗りたいなら、まよわずＧグレードでしょう。

ライバルは、ホンダのフィットハイブリッド。もう、これがド本命のライバル。価格は廉価グレードで159万円ですから、アクアとの価格差は10万円。この差を高いと見るか、安いと見るかは、走る量にもよるでしょう。

フィットハイブリッドとの大きな違いといえば、燃費性能です。フィットの方は、10・15モードでリッター30キロ。新基準のJC08モードでは、たったリッター26キロしかありません。ちなみに、動力性能はフィットHVが1500ccクラスなのに対して、アクアは1800ccクラス。（フィットHV＝1300cc＋200cc相当のHVシステム、アクア＝1500cc＋300cc相当のHVシステム）

分かりやすくいうと、アクアの方が排気量は上なのに、リッター10キロも長く走れるってことに。この差は、かなり大きいですよね。排気量が300ccも多いのに燃費がイイ車を10万円アップで買えるなんて、密かな価格破壊かもしれません。

トヨタアクアを安く買うには、買取店の査定見積もりがとっても有効という事実は、まだあまり知られていません。その理由をこちらにまとめたので、ご覧ください。