査定士

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査定士とは

「査定士」とは、車の査定を行う人のこと。中古自動車査定制度によって定められた、中古車査定を実施できる有資格者です。査定士は「小型車査定士」と「大型車査定士」の2種類あり、「運転免許証を所持し」「自動車販売または整備経験が半年以上あり」「3日間の所定の研修を修了」していれば受験することができます。

査定士の車評価

査定士は車の状態を適正に判断して査定額を算出します。逆に言えば、同じ車を数人の査定士が評価しても、ほぼ同じ査定額が出るようになっています。しかし、車から受ける全般的な印象、オーナーの人柄など、数値で表現できず評価基準に無い要素から、金額に多少の違いはでてきます。これは結構大きな要素となっているので、評価自体には関係の無いと思われる車のクリーニングは、実はとても大事な要素になっています。

また、査定士と買取担当者が違う場合は、できるだけ査定士にも会って挨拶しておくことをお勧めします。「よろしくお願いします」の一言で、車やオーナーに対する印象や査定への意気込みが大きく変わってきます。いくら査定方法が決められているとはいえ、やはり人同士。気持ちいい付き合いは、査定アップにいい結果をもたらします。

査定士との交渉で査定額が動く!

車の相場を知っていても知らなくても、自分から「○○万円くらいで」とか「○○万円は査定でますか?」などと金額に関することはいい結果につながらないので、決して言わないでください。もし、あなたの希望額が高ければ「無理です」と回答され、低ければ「その金額で」ということになりかねません。

出張買取りの場合は、査定士と買取交渉することになりますが、査定士も何度も同じ客のところへ出かけなくてもいいように、買取りの早期決断を迫ってきます。これは、あなたが人気車種を売ろうとしている場合は特に顕著です。

「今日決めてくれたら、○○万円で買い取ります」「当社は、この場でお支払い可能です」などとアプローチをかけてくるため、即決したくなるものです。

しかし、査定士の「急ぐ気持ち」が見えたらチャンスです。相手はどうしても車を買いたがっていますので、こちらが交渉の主導権を握りやすいはず。その場で決断するのは避けて、2・3日冷静に考えてから電話で希望額を伝えてみてください。多少の査定額アップに応じてもらえるかもしれません。

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